11月13日深夜。ついにソレは起こった―――――――――
その奇跡の一部始終をここに。


まず最初に。公開スタートしてからの毎日の中で、連載当時からの読者様には
本当に勇気づけられました。励ましのお言葉だけでなく、自身のブログや掲示板
での呼びかけ、友人知人に宣伝活動をして下さっている等の内容報告を戴くたび、
とても感動し、テンション維持することができました。中にはネット喫茶や街頭での
ビラ配りまでして下さった読者様もいて、その熱意には、本当に本当に頭の下がる
思いでした。

しかし、それでもポイントは思うように上がらず、公開期間の３分の２を
過ぎた時点でも、まだ100pチョトでしかありませんでした。

そんな焦りを感じ始めた11月あたま。やはり、とにかく読者様獲得が必須で
あろうと再度思い立ち、引き続きネット上での宣伝はもちろんのこと、
読者様から寄せられた質問、意見などを逐一取り入れ、HP上でのPR見直し、
新たなプレゼン作成など自分が思いつく限りの、そして出来る範囲のことを
全てやろうと思いました。

そして公開終了まで残り20日をきった頃、それまでの宣伝活動が効果を発揮
してきたのか、随分と追い上げ、残り100pという所まで漕ぎ着けることが
できました。この時点でも相対的に見て、決して悪い状況ではありません
でしたが、最終目標は300p。まだまだ程遠く、遥か遠くの山頂を仰ぐような、
気持ちでした。

しかし、奇跡は起こったのです。意外にも、まだ公開終了まで16日間もの余裕を
残して。その前日からポイントの動きが加速していくような感覚があり、何かが
動き出したような予感が走ったのですが、その予感は的中したのです。

その日の夜、PCを開くとポイントが増えていましたので、いつものように
掲示板にお礼カキコをし、メインページに戻ると、またポイントが増えているのです。
『おお！』なんて言いながら当然また掲示板にお礼カキコ。で、戻ってみると、
何とまたまたポイントが増えているではありませんか！何だか戸惑いながら
また掲示板にカキコ。で、戻ったら。。！またまたまたポイントが！！！！！
正直、恐ろしささえ感じました。この尋常でないポイントの増え方は一体
何なんだ！と。信じられない状況に胸のドキドキが加速し、心臓が悲鳴をあげて
いるようでした。　その繰り返しに追われながら思ったのです。そう。
これは今！とんでもない奇跡が起こってるんぢゃないのか！？！？！？と。。。

まさに奇跡でした。そうとしか言いようがないほどの出資・予約ラッシュでした。
PCに釘付けのまま深夜になり、やがて一旦静けさが訪れた時には、既に294pにまで
なっていたのです。翌朝、その一時始終を見ていた読者様たちから、先にお祝いの
メールを戴き、『虹ほた』が300p達成したことを知ったのでした。

実は今も尚、見えないポイントが増え続けているようです。あの後、予約しそこねた
という方々や、出資しようと見たらもう達成していた。という方々から連絡が入ります。
未だに信じられないです。あの日あの時、あんなにたくさんの人たちが、ほぼ同時に
『虹ほた』に支援しようと思って下さった事が。

11月13日・14日。　私にとって、一生忘れられない日になりました。



最終審議。この奇跡が、どうかこの最後の（いや、もっと大きな夢を描く『虹ほた』に
とっては最初の）壁を越（超）えられますように。。

そして、『虹ほた』に出逢ってくださった全ての人のために。
これから出逢う、『虹ほた』を必要としている全ての人のために。
どうか、このカタチのない奇跡の物語に、一冊の本としての命を
与えてくださいますように―――――――